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主婦が2年半にわたり、24時間毎日大音量の音楽を鳴らすなどして近所に住む夫婦を攻撃した事件。
取材のカメラに向かってふとんを叩きながら「引っ越し、引っ越し!」と叫ぶ姿がテレビで全国放映され、世間の注目を集めた。
「騒音おばさん」のニックネームがついて、これをテーマにした歌やドラマまで作られて、社会現象にまでなった、一番有名な近所嫌がらせ事件。
場所は奈良県生駒郡平群町。
生駒山のふもとののどかな住宅地。
嫌がらせは、朝6時に布団を叩いているところを隣人に注意されたことがきっかけで始まった。
大きな音で布団を叩き続ける、ユーロビートやヒップホップをCDラジカセで大音量で鳴らし続ける、車のクラクションを無用に鳴らす、などの嫌がらせを絶え間なく実行。
ついには玄関のドアを蹴っているところを防犯カメラに捉えられ、器物損壊の疑いで一度は逮捕された。
しかし、その後も迷惑行為は継続。
ワイドショーでも取り上げられ、世間も騒ぎ出して、警察も放置できなくなり、2005年に傷害罪で逮捕に踏み切った。
裁判では、騒音おばさんは一貫して無罪を主張。
奈良地裁の一審では懲役1年の実刑が下ったが、被告は無罪を主張して、検察は刑が軽すぎるとして、双方とも控訴。
大阪高裁の控訴審では一審より重い懲役1年8か月が言い渡された。
騒音おばさんは上告したが、最高裁はこれを棄却して2審の判決が2007年に確定。
被告の主婦はすでに刑期を終えて出所している。
「騒音おばさんの町」としてイメージが低下した平群町では、イメージ改善のために迷惑行為を規制する条例が制定された。
騒音おばさんが逮捕されて嫌がらせ行為が止むまで2年半以上もかかっています。
その間、被害者夫婦はこんな気違い沙汰を耐えて、体調まで崩していました。
マスコミが動いたことで警察も動いていますが、そうでなければもっと続いていたでしょう。
警察が住民間トラブルへの介入に消極的な時、私たちも自衛の策を考えねばなりません。
有効な策のひとつが探偵です。
定点カメラと行動調査で騒音おばさんの迷惑行為を全部録画し、警察に提出していれば、2年半もの長きに渡って耐える必要はなかったのです。
嫌がらせを我慢するうちに自分たちの精神状態までおかしくなる前に、ぜひこうした打ち手も検討してほしいものです。
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